中学校給食の早期実施を 7279筆の署名提出

2月15日、宇治市の中学校給食の実現をめざす会は、7279筆の署名を添えて中学校給食実施の要望書を山本市長と岸本教育長に提出しました。要望書の項目は、「中学校給食を早急に実施すること」と「中学校給食においては、宇治市の小学校給食の水準を維持して、安全で、温かく、美味しい給食を実施すること」の2点です。

中学校給食の実施を求める署名は3度目。2014年に9783筆、2016年には8045筆と重ねて、2017年に教育委員会が中学校給食実施の方針決定させる力となりました。しかし、その後2年が経っても、具体的な中学校給食実施に向けての見通しが見えてこないため、3度目の署名運動が提起されました。2018年9月から始めた署名運動は、この日までに7279筆となりました。

署名提出時の懇談では、保護者達から「『一日も早くして』という多くの方の声を実感した署名活動だった」「子どもの貧困が問題となっているが、給食があればどんな家庭環境の子どもも学校に行けば昼食が保障される。早急な実現を」と語りました。応対した伊賀教育部長は、「検討委員会は今秋をめどに整理される。それを受けて教育委員会の方針を決めたい」と説明しました。「会」と同行した大河直幸市議が「2019年度の予算案には具体化の予算がないが、2020年度の予算には何か具体的なものがつくのか」と質問。伊賀部長は「2020年度の予算に反映できるようすすめたい」と答えました。

要望書の全文は下線部をクリックしてください。 中学校給食の早急な実施を求めます

1 / 11