自衛隊の南スーダンからの撤退を求める  市民団体や労組などが要請

 2016年8月19日、市民団体・労働組合7団体が、陸上自衛隊中部方面隊(伊丹市)と第4施設団(宇治市)に対し、「自衛隊の南スーダンからの撤退、及び海外派遣をしないことを求める要請」を提出しました。

 要請文は、南スーダンが明らかな内戦状態が続いており、自衛隊の派遣には当事者同士の停戦合意の成立を含む「PKO参加5原則」を満たしていない。「私たちは、こうした危険な戦場に自衛隊員が派遣されていることが心配です。また海外の方に向って銃を向けるようなことをしてほしくありませんし、日本人の戦死者を一人も出してほしくありません。したがいまして、ただちに南スーダンから自衛隊を撤退するよう強く求めます。」としています。

 申し込みを行った7団体は、宇治・久御山戦争をさせない1000人委員会、宇治城陽久御山地区労働組合協議会、戦争法廃止!久御山、戦争法廃止城陽連絡会、九条守る宇治連絡会、洛南労働組合連絡会議です。

 申し入れを受けた大久保駐屯地の末松裕章司令業務室長・3等陸佐は、「総監部にきちんと送ります」と述べました。

要請文全文は、自衛隊申入れ2016年8月19日要請文など

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