国保運営協議会に申し入れー「保険料引き下げを」

1月22日、党議員団は、来年度の国民健康保険料について市長からの諮問をうけて審議中の、宇治市国民健康保険運営協議会に対し「国民健康保険料の引き下げの『答申』をしていただきますようにお願いします」旨申し入れを行いました。

申し入れでは、宇治市の国保料が、「40代・給与収入400万円・4人家族」で51万8,390円となっているなど、きわめて高額になっていること、京都府内の自治体と比べても目立って高いものであること、宇治市の国保会計は9年間連続して数億円単位の黒字を続けていること、黒字を積み上げた基金が9億円を超えていることなどを指摘、国保料を引き上げるよう求める「答申」をしていただくよう申し入れたものです。

申し入れ全文は下線部をクリックしてください。国民健康保険について(運協への申し入れ)

市政要求懇談会を開催しました

 1月17日(水)、生涯学習センターにおいて市政要求懇談会を開催しました。

水谷修議員団長は、「市長と民進・自民・公明が、『金がない』『行革進めよ』と大合唱するなか、公共施設を次々廃止し、行政サービスを切り捨てようとしています。宇治市の財政力指数は府内3位であり、市長自身が『今は健全財政』と認めているように、財政力は府内でトップクラスです。この財政力を活かして、公共施設充実、住民サービス向上を」とあいさつしました。

続いてあいさつに立った前窪義由紀府会議員は、「山田知事の16年間は、安倍政権の会見を後押し、近畿で初めての米軍基地設置、原発再稼働容認の16年だった。こういう府政の『継承』ではなく、府民の願いに本気の府政へ『転換』を」と述べました。

12月定例会について、山崎恭一議員が報告。大久保幼稚園廃園条例の強行、宇治公民館の「閉館」など市民の声を聴かない市政。花火大会の中止・過去最多の保育所待機児数・見通しを示さない中学校給食など市長公約が次々と反故になっている。来年度の国保料について、十分に引き下げの可能な財政事情、保育の充実を求める請願の採決結果などについて話しました。

出席者との懇談では、宇治公民館・市民会館の「閉館」に発言が集まり、「議会の議決もせずに実質的に廃館なんて許せない」「説明会では、もう決まったことだとにべもない態度。誠意がみられない。」「5館体制は維持するといってたのはどうなったのか」「7万人近い利用者を他の施設に振り替えるなんてできるはずがないことをいう」「耐震性の不足を17年もほっておいて、急に3月末で閉館とは、利用者を無視している」と怒りの声が尽きませんでした。

また、生活保護基準の引き下げ問題、高すぎる国保料と大幅黒字の国保会計、北陸新幹線延伸問題や地域の課題など、たくさんの要望・意見が交換されました。

 

JR宇治駅前で新春のごあいさつ

 1月4日党議員団7人は、倉林明子参議院議員、前窪義由紀府会議員とともにJR宇治駅前で新春街頭演説をおこないました。

前窪府議は、「山田京都府知事は、安倍政権といっしょになって京都府に米軍基地をつくった。憲法九条を変える動きも安倍政権といっしょ。安倍政権といっしょに歩んできた府政をかえましょう。憲法を暮らしに生かす府政、府民のくらしをよくする府政をつくるため全力をつくします。」

倉林参議院議員は、「自民党などは、またしても中央官僚を府知事に送りこもうとしています。市民と野党の共同の知事候補擁立へむけて全力を尽くします。官僚知事ではなく、九条を守りぬき、国に対してハッキリとものを言う知事が求められています。社会保障の大改悪をすすめる政治を止めましょう。地域経済の底上げをはかれる知事を、安倍政権の暴走を止められる府政をごいっしょに実現しましょう。」とよびかけました。

月刊議員団だより2018年1月号

 

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