京都まつりに14000人

 

京都まつり宇治・洛南コーナー

 日本共産党京都府委員会と共産党後援会は、9月23日(祝)に京都市左京区の宝ヶ池公園一帯で、京都まつりを開催、府内全域から14000人が参加しました。各地域や職場などの共産党後援会などが出店する模擬店が約200店。宇治市からも、各学区ごとの後援会や職場後援会などが、炊き込みご飯、丹後ばらずし、広島焼き、餃子、茶だんご、じゃが焼き、フリーマーケットなど14の店が出ました。

 中央舞台では、山下よしき書記局長の記念講演やコント集団ニュースペーパーの社会風刺コント、京大アカペラサークル、津軽三味線、たたかうシンガー川口真由美さんなど、バラエティーに富んだ催し物がありました。

京都まつり中央舞台

「商業の振興に関する条例」「良好な商業環境形成に関する条例」を提案

 党議員団は、9月17日開会の9月定例会に、「宇治市商業振興に関する条例」(商業振興条例)と「宇治市良好な商業環境に関する条例」(商業環境形成条例)の2本を議員提案しました。

 宇治は、もともとあった集落の近くに鉄道の駅ができ、その駅の近くに商店が集まって発展してきました。近年になって、大型店が次々に宇治市内に進出し、既存の商店街が衰退してきました。2000年には、法律が変わって大型店の規制ができなくなったため、京都府南部地域に超大型店が出店、宇治市内にも大型店やチェーン店が相次いで進出しました。市内の小売店舗面積に占める大型店の割合は、2004年の56.5%(商業統計)から、2012年には83.8%(経済センサス)にもなっています。

 商業振興条例は、歩いて暮らせるまちなかにぎわいづくりをめざすための宇治市商業振興基本計画を定めること。そのための審議会を、市民や商業関係者など広く英知をあつめて設置しようとするものです。

 商業環境形成条例は、超大型店や大型店の出店にあたって、早い段階から地域住民や関係者に情報を開示して調整を行うことによって、バランスのとれた商業環境を形成しようというものです。

 党議員団は、2つの条例の提案にあたって、宇治市商工会議所幹部に説明し意見交換をおこなうなど、関係者からの意見を聞く一方で、市議会の他会派にも共同提案を呼びかけています。

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