憲法集会の3000人ー「戦争法廃止」「市民と野党が共同」

 憲法記念日の5日、京都市東山区の円山音楽堂で、「生かそう憲法 守ろう9条」憲法記念集会が開かれ、3000人を超える市民の参で会場は満員。写真は、参加者の「野党共闘で安倍政権の打倒を」の求めに応じて、共産党、民進党、社民党、新社会党、生活の党、緑の党の6党の代表が手をつないで共同のポーズをとったところ。

講演は、山室信一京都大学教授。憲法の条項の「個人」を「人」に書き換え、緊急事態条項導入をめざす自民党の改憲草案の危険性を指摘し、「参議院選挙は安倍政権に引導を渡す絶好の機会」と訴えました、

集会は、毎年開催されていますが、戦争法反対の市民運動の広がりを反映して、若者や学生、市民団体や初参加の方などいっそう多彩な方々の参加が見られました。

東京の憲法集会には5万人、大阪では2万人など全国各地で、「戦争法廃止」「憲法を守れ」「安倍政権打倒」の声が響きました。戦争法廃止2000万署名が、1200筆を突破、6月待つまで署名運動を続けることが呼びかけられています。

南山城メーデーに1000人 ― 立憲主義破壊の安倍政権退陣を

5月1日、第63回南山城統一メーデーが太陽ケ丘で開かれ、労働組合・市民団体・政党など37団体1000人が参加しました。

本庄豊メーデー実行委員長は、「(熊本地震に)全国から救援の方々が駆けつけている。宇城久地区からもどのような支援ができるか提起したい。」「世界で起こる地震の10回に1回は日本で起きている。この国に原発はいらない」「立憲主義を破壊する安倍政権は、労働者派遣法の改悪で非正規雇用を増やし、憲法九条を踏みにじって日本が戦争できる国へと舵を切った。」「市民、労働組合、野党が力をあわせて安倍政権の打倒を」と訴えました。

前窪義由紀府会議員は、共産党を代表してあいさつし、「7月の参議院選挙では、戦争法廃止・安倍内閣退陣をめざして野党と市民が共同して統一候補を擁立する。すでに全国に32ある1人区のうち20で統一候補が決まった。共産党は、統一候補の勝利をめざすとともに、比例区・複数区で大躍進をめざす。力をあわせて安倍政権を退場へと追い込もう」と呼びかけました。

大河原たかとし 宇治市内で街頭演説

 4月30日午後、大河原たかとし参議院選挙予定候補が、近鉄小倉駅前と京阪木幡駅前で街頭演説を行いました。街頭演説には、倉林明子参議院議員も参加。前日に衆議院京都6区の候補者と発表された上條亮一も決意を表明しました。

 

 

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