満月の夜に  原発なくそう宇治ウォーク

 9月19日(木)、原発なくそう宇治の会が主催する「原発なくそう宇治ウォーク」が行われました。午後6時45分、市役所前に90人が集合し、満月を背にしながら、いっこうにおさまらない福島原発の汚染水の問題、大飯原発の操業停止と高浜原発の再稼動策動など、いまだに原発を進めようとする勢力への怒りと原発ゼロへの決意を語り合う短い集会。その後、提灯や紙コップの灯りをともしてウォーク。「原発をなくそう」「被災者を支援しよう」「汚染水問題の解決を」「ご通行中のみなさん、一歩でも二歩でもごいっしょにあるきましょう」などと訴えながら、京阪宇治駅まで歩きました。

 

9月12日、市政要求懇談会を開催

日本共産党宇治市会議員団(水谷修団長)は、9月12日午後7時より、宇治生涯学習センターで「市政要求懇談会」を開催しました。

 6月議会の報告では、高すぎる国民健康保険料の引き下げ条例(4人家族で2万5000円の引き下げ)を議員団が提案、社会議員団などと共同で提案。バス路線廃止撤回、農業支援対、塔の島桜伐採問題など、党議員団の市民要求を取り上げた論戦を紹介しました。

 この日、市長から提出された9月議会議案ついての報告では、災害復旧や学校施設改修など約7億円の補正予算案、市職員の給与を減額する給与条例改訂案などについて説明しました。

 続いて、要求懇談にうつりました。参加者からは、国民保険料引き下げの条例提案に反対した会派の反対理由についての質問がありました。反対理由は、「一般会計からの繰り入れは、押さえるべき」、「事業運営の観点から困難」という、黒字続きなのに市民に負担を押しつける市の方針に追随したもので、党議員団の提案は、他市並の一般財源からの繰り入れを求めるもので、無理のない提案だと詳しく説明しました。また、天ヶ瀬ダム再開発事業の危険性についての質問についても、ダムの堤体そのものについての新基準による安全検査を求めていると説明しました。バス路線廃止に対する取り組みについては住民の声をしっかり受け止める当局の姿勢を議会で追及していること、折居清掃工場の排出ガスの健康問題については、地域住民との公害協定も結ぶべきだと提案し、生活保護基準の切り下げ問題や、塔の島の景観問題については住民運動との共同をめざし、暮らしや安全についての切実な要望実現に党議員団として取り組む決意を述べました。

 党議員団は、市民要求の実現めざし、さまざまな市民の運動と協力して、暮らし最優先・子育て一番の市政へ向けて、市民のみなさんと力を合わせて、全力でひきつづきがんばる決意を最後にあらためて表明して報告会を終了しました。

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