88億円歴史公園より市民のくらし優先に

総事業費88億円の太閤堤跡の「歴史公園」事業は、市議会で2度にわたって関係予算案が否決された後、昨年6月に予算を可決。市長は、9月定例会に、契約議案などを提案しようとしています。市議会が可決すれば事業推進、否決すれば中止または大幅修正となります。議員団は、現在までに判明している。「歴史公園」事業の問題点を整理して掲載した「月刊議員団だより8月号」を発刊しました。

主な内容

・税金の使い方 ―― 88億円歴史公園よりも市民の暮しに使うべきです

・PFI事業手法 ―― 設計・建設・運営、入場料まで民間に約20年間まるごとお任せ

・PFIで「安くなる」どころか、事業者いいなり? ―― ミュージアム面積6割に縮小、事業費は膨らむ

・宇治市全体の観光客増にはならず ―― 事業者が入館料値上げできる「利用料金制」へ

源氏物語ミュージアムの半分以下の歴史公園ミュージアム

全文は以下の下線部をクリックしてください。

月刊議員団だより2018年8月号2(太閤堤)

月刊議員団だより2018年8月号1(太閤堤)

猛暑対策の緊急対応を―生活と健康を守る会が申入れ

宇治生活と健康を守る会は、8月16日に市役所を訪れて、「猛暑の中 熱中症など被害を出さないための早急な対策を」という申し入れを行いました。申入れは、「高齢者世帯、母子世帯への訪問活動を行い、市民が災害に合わないよう対策をすること」「クーラーを保持しない生活保護世帯に、一時扶助でクーラーを設置を行うこと」「クーラー使用で電気代が高くなるため、生活保護世帯に夏期扶助の創設を国に求めること」などです。

生活と健康を守る会は、市長に要望書を提出するとともに、市議会を訪れて市議会各会派に協力を求めました。

共同の力で安倍政権打倒を―市内3ケ所で街頭宣伝

 日本共産党は、終戦73年目にあって、あらためて憲法9条を守ろうと訴えました。「改ざん」「ねつ造」「隠ぺい」の安倍首相は、改憲に異常な執念をもっています。共産党は、「安倍改憲を許さない」の一点で市民と野党の共同をすすめ、安倍政権を打倒しましょうと府内各地で宣伝活動を展開しています。

8月3日には、京都府委員会の宣伝カー「倉林明子号」が宇治入り。JR宇治駅前、近鉄大久保駅前、近鉄小倉駅前の3か所で街頭演説を行いました。写真は、近鉄大久保駅前での、前窪義由紀府会議員と水谷修市会議員です。

 

 

市政要求懇談会を開催しました

 8月1日生涯学習センターにおいて、市政要求懇談会を開催しました。同懇談会は、定例会ごとに開催し、定例会の内容や市政の焦点を報告し、参加者からの質疑や要望・意見などを聞いて交流するものです。

水谷修団長は、開会あいさつのなかで、太閤堤跡の歴史公園計画の現状と新たな問題点について報告しました。

続いて前窪義由紀府会議員から、西垣知事の最初の定例会である6月議会の様子の報告がありました。知事選挙で提案した「貧困・格差をただし、いのちを守る緊急対策」の進行状況の報告、地震・水害対策の様子、北陸新幹線延伸2兆1千億円、リニア新幹線9兆円などの巨大プロジェクトを見直し、防災・暮らし応援をなど、府会議員団の提案と論戦が紹介されました。

宮本繁夫議員から、6月定例会の内容を説明。空前の公共料金一斉値上げ、宇治公民館の借地の誤払い・払い過ぎ、学校の危険なブロック塀問題などについて報告しました。

参加者からは、宇治川堤防や天ケ瀬ダムの危険性や防災対策、ブロック塀撤去や住宅の耐震化等への宇治市の助成制度、高齢者世帯の災害時避難の問題、市道宇治伊勢田線の付替え・拡幅問題、中学校給食の進捗みとおし、近鉄伊勢田駅のバリアフリー化と駅職員の無人化問題などについて、質問や発言があり、全体で交流しあいました。

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