12月定例会最終日 大久保幼稚園廃園に反対討論

12月26日、市議会12月定例会の最終日、提案された16の議案の討論と採決が行われました。

共産党議員団は、大久保幼稚園廃園のための条例改正案に反対し、山崎たすく議員が反対討論をおこないました。また、保育の充実を求める市民請願や医療・介護報酬の改善を求める意見書など15議案に賛成しました。自民・民進・公明の3会派は、市民請願、意見書にそろって反対し、大久保幼稚園廃園議案に賛成しました。

山崎たすく議員が行った討論の全文は下線部をクリックしてください。

宇治市立学校の設置に関する条例一部改正案(大久保幼稚園廃園)に対する反対討論

保育の充実を求める請願―自民・民進などが反対

12月19日、宇治市保育運動連絡会(上田範子代表)が提出した「誰もが慢心してこどもを産み・育てられるよう宇治市の保育の充実を求める請願」が文教福祉常任委員会で審議されました。

請願は、①公立保育所を廃止しないで、②待機児童解消、③保護者負担の軽減、④障害児保育の充実、⑤民間保育園への補助金増額、⑥保育職員のちんぎん・配置基準の改善の6項目です。

③項目では、福祉こども部長は「市の財政が厳しく、保護者負担の見直しを含めてあらゆる手段を検討する」など保育料引上げも検討する意向を示しました。

討論では、服部委員(民進)が市の取り組みを評価するとして請願に反対、大河委員(共産)が247人もの待機児が発生していることや大久保幼稚園廃止反対の声が広がっていることなどを挙げて請願に賛成する討論をおこないました。採決では、共産が賛成、自民、民進、無所属が反対して不採択すべきものとなりました。

請願の全文は下線部を久利くしてください。 「誰もが安心して子どもを産み・育てられるよう宇治市の保育の充実を求める請願」

診療報酬・介護報酬の改善を  医労連が陳情書提出

12月1日開会の12月定例会に、京都医療労働組合連合会から、診療報酬と介護報酬の改善を求める陳情書が提出されました。診療報酬や介護報酬のあいつぐ切り下げで、医療機関や特養ホームなどの経営が悪化し、人件費が抑えられる事態となっています。このことは、医療や介護の現場での人手不足をまねき、医療、介護サービスの質の低下につながりかねなませんとして、市議会に対し、国に改善をもとめる意見書を提出するよう求めています。

陳情書の全文は、下線部をクリックしてください。安心・安全の医療・介護を守り実現するための診療報酬・介護報酬の改善をもとめる陳情

 

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