「2015年万博誘致決議案」に反対する討論をしました

6月定例会の最終日に、自民・うじ未来(国民民主系)・公明・宇治維新が「2015年国際博覧会の誘致に関する決議案」を提案しました。この決議案は、2015年日本万博誘致委員会が開催決定へのアピールとして自治体に要請しているものです。党議員団は、大阪府・大阪市などが誘致しようとしている「2015年大阪万博」は夢洲再開発としてカジノ誘致と一体となった国際博覧会であり、「カジノ万博」には反対だとの程度を表明しました。

大河直幸議員が行った反対討論の全文は下線部をクリックしてください。  2025年国際博覧会の誘致に関する決議案への反対討論

「安倍首相の辞任を求める決議」を提案

6月定例会の最終日、党議員団は、「安倍首相の辞任を求める決議」を提案しました。提案にあたって、うじ未来(国民民主党系)、宇治維新、公明、自民、無会派議員に共同の呼びかけをしましたが、いずれも共同を拒否し、本会議採決でも反対して否決となりました。

決議案全文は下線部をクリックしてください。 決議案第2号「安倍首相の辞任を求める決議」

核兵器廃絶を  国民平和行進in宇治

 核兵器廃絶を求めて全国から広島をめざして歩き続ける国民平和行進が宇治に到着、6月25日朝9時20分市役所前で集会を行い、その後城陽市へ向けて行進しました。

集会では、主催者を代表して本庄実行委員長が挨拶。「先日の地震の被害地域には原発がなかったが、過去には原発・原子炉をつくる動きがあったのを住民の反対運動で撤回に追い込んだ。今回の地震で、やっぱり原発は稼働を止めて廃炉にするしかないとあらためて認識した」と語りました。

平和行進の代表は宇治市長と面接し、行進への協力と「ヒバクシャ国際署名」への署名を求めました。山本市長は、激励のメッセージを手渡しましたが、「ヒバクシャ国際署名」への署名は拒否しました。

すべてのコースを歩きとおす「通し行進者」や京都府内の全コースを歩く「府内通し行進者」が紹介されました。平和行進は、今日は城陽市役所から京田辺市役所まで進みます。

6・18地震 宇治で震度5弱

市役所2階の天井一部落下

6月18日(月)7時58分、大阪北部を震源地とする地震が発生しました。地震の規模はM6.1、最大震度は6弱、宇治市では震度5弱でした。

宇治市の被害は、府営西大久保団地の1棟で屋上受水槽から水漏れ・断水、木幡西浦のマンションでエレベータが止まって閉じ込め(その後救出)、民家の屋根瓦の落下6件、高齢者の店頭による軽傷2件。文化財では、平等院や萬福寺壁の亀裂など。市役所では、市役所2階の天井が一部落下、エレベータ、ガスが止まり食堂が営業を取りやめました。幼稚園や学校では、壁の剥落、天井の一部落下、ガラス破損などが発生、岡屋小学校は休校となりました。そのほか、ガスの停止で給食調理に支障が出た保育園や点検のため閉館とした集会所場度がありました。天ケ瀬墓地公園では、一部に墓石・墓標のずれが発生しました。

岡屋小学校では、増築した部分との接合部に亀裂が入り粉じんが舞うなどしたため、休校としました。災害時に学校が休校として下校させるか、学校にとどめて保護するのかについて明確な判断基準がありません。

JR奈良線、京阪宇治線、近鉄京都線、京都市営地下鉄などが昼頃まで不通となりました。近鉄小倉駅付近では、列車停止などで踏切がしばらく閉まったままになりました。いずれも夕方ころには復旧しています。全体として大きなけがや復旧に時間のかかる被害は報告されていません。

党議員は、それぞれの地域で、一人住まいの高齢者宅を訪問したり、学校、保育所、福祉施設の被害状況を尋ねるなどなどの対応を行いました。党議員団は、早急に災害状況の全貌を把握して報告すること、災害時の学校の対応についてあらためて検討して整理することなどを求めました。

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