太閤堤跡の歴史公園議案が可決

10月16日、9月定例会最終日の本会議で、太閤堤跡の歴史公園(「(仮称)お茶と宇治のまち歴史公園」整備運営事業に係わるの契約議案が、共産と宇治維新が反対、自民・うじ未来(国民民主党系)・公明などが賛成して可決されました。

本会議での議決に先立ち、議案を付託されていた建設水道常任委員会では賛成3・反対3の可否同数となり、委員長決済で「可決するべきもの」とされました。その際に、水谷修議員が少数意見の留保を提起し、山崎たすく・片岡栄治の2議員が賛成したため本会議に「少数意見報告書」が報告されました。

少数意見の報告書全文は下線部をクリックしてください。委員会審査報告30-09(少数意見の留保)

宇治公民館建替えての請願 4議員が反対して不採択

10月3日文教福祉常任委員会に付託された「宇治市民会館・公民館の建て替えを求める請願」の審議が行われました。

請願は、酒井幸代さん(槇島町在住)と平田とみさん(天神町在住)から提出されたもの。請願項目は、①宇治市民会館・公民館を建替えること、②(仮称)お茶と宇治のまち歴史公園運営整備事業を見直すことの2点で、この日の委員会では①が審議され、翌4日の建設水道常任委員会で項目②が審議されます。

参考人として陳述した酒井さんは「市民会館・公民館の閉館で、社会教育団体や公民館サークルは活動がお大きく制限されている」「歴史公園に多額の税金をかけるのは納得ができない。観光客ではなく、市民の税金は市民委還元すべき」と話しました。

宮本繁夫委員は、教育委員会は公民館を建替えない理由に、公民館の単独整備には国の補助がつかなくなっていることをあげているが、全国の自治体では様々な国補助制度を活用して公民館を建替えている事例がある。調べて生涯審に示して審議をすべきと追及。伊賀教育部長は、生涯審から依頼があれば提供したい」と答えました。

討論では、松峯茂議員(うじ未来ー国民民主党系)が「財政も厳しくすべての公共施設を残すのは難しい」と反対し、大河直幸委員(共産党)が「市教委が社会教育の発展を展望するなら公民館はなくてはならない施設」と請願に賛成しました。採決にあたっては、共産の2委員が賛成、自民・公明・うじ未来の4委員が反対して不採択となりました。

「太閤堤」意見交換会 活発な質疑と交流

 9月9日(日)午後7時からゆめりあうじ4階会議室において、太閤堤跡「歴史公園整備事業」についての意見交換会を開催しました。台風21号のために日程を変更した9日もまた大雨警報が出る中、会場には30人が参加して熱心な意見交換が行われました。

最初に司会の宮本繁夫議員が、意見交換会開催の経過と趣旨について説明し「みなさんの意見をしっかり聴取したい」とあいさつ。

水谷修議員が事業の概要と問題点を報告。太閤堤跡の歴史公園事業が進むためには、『契約』『施設設置条例』『指定管理者決定』の3議案の議会での可決が必要。一番の問題は、70施設の利用料一斉値上げなど市民の暮しと福祉を切り捨てる一方で88億円を投じるという税金の使い方。税金を投入する公共施設の設計・建設・維持・管理まで一括して民間企業に委ねるPFI方式でやろうとしているが、20年という長期の契約にはだれも責任が持てない。事業者を決定するための審査も不透明。審査講評(会場で写しを配布)をいくら読んでも、なぜNグループに決めたのかよくわからない。審査講評や付属資料では、黒塗りや白紙部分など非公表が目立ち、これで巨額の税金投入事業について審議してくれといっても無理だ。

参加者からは、「この公園を目的に観光客がぞろぞろと来るとは思えないし、定住人口が増えるとも思わない。市の説明でも人数の見込みも答えられないでたらめな事業だ」「終始市民がおきざりになってる」「歴史公園ができなくて困るという市民は一人もいない。なんとかゼロベースにもどせないか」「用地買収は済んでいるようだが、計画を途中でやめた場合に市が負うリスクはあるのか」という意見や質問がでました。

議員団からは、PFI方式の問題点―資料の非公開・受注する大企業の意向に左右される・公共の施設運営と企業利潤の矛盾などについて説明。市は、観光客数が増えるとは言わず「滞在時間が増える」などと言っている。土地は大半は購入済みだが、計画地内に未購入土地もある。これまでに受け取っている国庫補助は土地代。史跡部分は80%補助、交流部分は45%補助だが、最低限の史跡ガイダンス施設をつくれば補助金交付は覆らないなどの説明をしました。

運動の進め方に関しては、市民の反対や疑問の声が広がったことが、2度も議会で否決という事態の背景にある。市民の力は大きい。情報を広く発信する、関係者で話題にする、市会議員に要請する、議会に請願書を提出するなどの方法が提案されたり、検討してみるという声などが交換し合われました。

最後に、議員団から貴重な意見を交換することができた謝意と、それぞれの立場で、また協力し合って、議会の内外で市民の声を反映させるよう頑張っていくことを呼びかけて交換会を終わりました。

88億円歴史公園より市民のくらし優先に

総事業費88億円の太閤堤跡の「歴史公園」事業は、市議会で2度にわたって関係予算案が否決された後、昨年6月に予算を可決。市長は、9月定例会に、契約議案などを提案しようとしています。市議会が可決すれば事業推進、否決すれば中止または大幅修正となります。議員団は、現在までに判明している。「歴史公園」事業の問題点を整理して掲載した「月刊議員団だより8月号」を発刊しました。

主な内容

・税金の使い方 ―― 88億円歴史公園よりも市民の暮しに使うべきです

・PFI事業手法 ―― 設計・建設・運営、入場料まで民間に約20年間まるごとお任せ

・PFIで「安くなる」どころか、事業者いいなり? ―― ミュージアム面積6割に縮小、事業費は膨らむ

・宇治市全体の観光客増にはならず ―― 事業者が入館料値上げできる「利用料金制」へ

源氏物語ミュージアムの半分以下の歴史公園ミュージアム

全文は以下の下線部をクリックしてください。

月刊議員団だより2018年8月号2(太閤堤)

月刊議員団だより2018年8月号1(太閤堤)

猛暑対策の緊急対応を―生活と健康を守る会が申入れ

宇治生活と健康を守る会は、8月16日に市役所を訪れて、「猛暑の中 熱中症など被害を出さないための早急な対策を」という申し入れを行いました。申入れは、「高齢者世帯、母子世帯への訪問活動を行い、市民が災害に合わないよう対策をすること」「クーラーを保持しない生活保護世帯に、一時扶助でクーラーを設置を行うこと」「クーラー使用で電気代が高くなるため、生活保護世帯に夏期扶助の創設を国に求めること」などです。

生活と健康を守る会は、市長に要望書を提出するとともに、市議会を訪れて市議会各会派に協力を求めました。

共同の力で安倍政権打倒を―市内3ケ所で街頭宣伝

 日本共産党は、終戦73年目にあって、あらためて憲法9条を守ろうと訴えました。「改ざん」「ねつ造」「隠ぺい」の安倍首相は、改憲に異常な執念をもっています。共産党は、「安倍改憲を許さない」の一点で市民と野党の共同をすすめ、安倍政権を打倒しましょうと府内各地で宣伝活動を展開しています。

8月3日には、京都府委員会の宣伝カー「倉林明子号」が宇治入り。JR宇治駅前、近鉄大久保駅前、近鉄小倉駅前の3か所で街頭演説を行いました。写真は、近鉄大久保駅前での、前窪義由紀府会議員と水谷修市会議員です。

 

 

市政要求懇談会を開催しました

 8月1日生涯学習センターにおいて、市政要求懇談会を開催しました。同懇談会は、定例会ごとに開催し、定例会の内容や市政の焦点を報告し、参加者からの質疑や要望・意見などを聞いて交流するものです。

水谷修団長は、開会あいさつのなかで、太閤堤跡の歴史公園計画の現状と新たな問題点について報告しました。

続いて前窪義由紀府会議員から、西垣知事の最初の定例会である6月議会の様子の報告がありました。知事選挙で提案した「貧困・格差をただし、いのちを守る緊急対策」の進行状況の報告、地震・水害対策の様子、北陸新幹線延伸2兆1千億円、リニア新幹線9兆円などの巨大プロジェクトを見直し、防災・暮らし応援をなど、府会議員団の提案と論戦が紹介されました。

宮本繁夫議員から、6月定例会の内容を説明。空前の公共料金一斉値上げ、宇治公民館の借地の誤払い・払い過ぎ、学校の危険なブロック塀問題などについて報告しました。

参加者からは、宇治川堤防や天ケ瀬ダムの危険性や防災対策、ブロック塀撤去や住宅の耐震化等への宇治市の助成制度、高齢者世帯の災害時避難の問題、市道宇治伊勢田線の付替え・拡幅問題、中学校給食の進捗みとおし、近鉄伊勢田駅のバリアフリー化と駅職員の無人化問題などについて、質問や発言があり、全体で交流しあいました。

小池晃書記局長を迎えての演説会 熱気あふれる600人の参加

 7月1日(日)午後、宇治市文化センター小ホールにおいて日本共産党演説会を開催しました。弁士は、倉林明子参議院議員、井上哲士参議院議員と小池晃参議院議員・党書記局長。会場は400席ですが200人以上が会場からあふれる盛況ぶり。会場に入りきれずにロビールで音声だけを聞いていた方、駐車場もいっぱいで入場できずに帰られた方などにはたいへん申し訳ありませんでした。

倉林参議院議員は、「5年間で質問回数は200回を越えました。安倍政権が強行した働き方改革関連法は、過労死をさらに拡大するもので、絶対に許すわけにはいかない。日本共産党の議席は、国民ひとりひとりの命を守る議席。何としても勝ち抜く覚悟です。」と決意表明。

井上参議院議員は、「国対委員長として各党との折衝にあたってきました。共産党の議席が増えて、野党の共闘が進むようになった。共産党の躍進は野党の共闘を前進させる力。私は広島に育った被ばく二世。安倍総理は、国連の核廃併記禁止条約に反対し、トランプ大統領の軍拡政策を評価するといった。核兵器廃絶の思いを込め、憲法九条を守って活かす社会をご一緒につくりたい。」と訴えました。

小池晃書記局長は、冒頭で、大阪北部地震の被災者が一日も早く元の生活を取り戻せるよう、宅地被害に対する支援、ブロック塀の安全対策、被災者生活支援法の適用基準の見直しなど、党国会議員団として政府に申し入れたことを紹介。「『国民の苦難あるところに共産党あり』が立党の原点です。困ったことがあれば何でも相談をしてください。」と呼びかけました。

「改ざん、隠ぺい、ねつ造、さらにはセクハ‥もう安倍さんにはお引き取り願おうではありませんか。参議院選挙では、市民と野党の共闘の勝利、そして共闘の確かな推進力である共産党の躍進で、自民・公明・維新を少数に追い込みましょう」

暮らしと経済のことでは、「トヨタの3月期決算をみたら、子会社を含めた連結内部留保は約20兆円。毎日1,000万円使っても使い切るのに5,480年かかる。縄文時代から使い始めてやっと使い切れる。途方もない金額がため込まれている。」「子会社もあわせて、期間工を含む国内の全従業員に月2万円の賃上げに必要な額は年間720億円。内部留保の280分の1でできます。」「アベノミクスでは、貧困と格差を広げるだけで、景気は絶対によくならない。消費税増税して、さらに年金下げるなんて江戸時代の悪代官でもやらない。アベノミクスの矢は、6本打ったけど、1本もあっていない。」「史上最高の利益を上げている大企業への特別の減税をやめれば、消費税をあげなくてもくらしと福祉の予算に回すことができる。」と政治を変えれば暮らしと経済を変えることができると話しました。

小池書記局長は、国会論戦、野党共闘、市民との共闘などのあらゆる場面で、日本共産党が野党をつなぐ役割を担っていることを紹介し、「この党を大きくすることなしに、本気の共闘の発展はありません。安倍政権を倒せるかどうか、新しい政治をつくれるかどうかがかかっている。ぜひこの党に入ってごいっよに日本を変える大きな事業への参加を」と訴えました。

 

小池書記局長は、演説会の前に水谷修市議団長と薮田秀雄宇治山宣会会長の案内で、山本宣治の墓碑を訪ね、生家の「花やしき」にある「山本宣治記念館」を見学しました。

 

 

 

 

「2015年万博誘致決議案」に反対する討論をしました

6月定例会の最終日に、自民・うじ未来(国民民主系)・公明・宇治維新が「2015年国際博覧会の誘致に関する決議案」を提案しました。この決議案は、2015年日本万博誘致委員会が開催決定へのアピールとして自治体に要請しているものです。党議員団は、大阪府・大阪市などが誘致しようとしている「2015年大阪万博」は夢洲再開発としてカジノ誘致と一体となった国際博覧会であり、「カジノ万博」には反対だとの程度を表明しました。

大河直幸議員が行った反対討論の全文は下線部をクリックしてください。  2025年国際博覧会の誘致に関する決議案への反対討論

「安倍首相の辞任を求める決議」を提案

6月定例会の最終日、党議員団は、「安倍首相の辞任を求める決議」を提案しました。提案にあたって、うじ未来(国民民主党系)、宇治維新、公明、自民、無会派議員に共同の呼びかけをしましたが、いずれも共同を拒否し、本会議採決でも反対して否決となりました。

決議案全文は下線部をクリックしてください。 決議案第2号「安倍首相の辞任を求める決議」

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