重度心身障害者・一人親家庭に対する福祉医療費支給条例案を提出

 党議員団は、22日、社会議員団と共同で、重度心身障害者・一人親家庭に対する福祉医療費支給事業に関する条例案を提出しました。

 昨年9月議会に、宇治市障害者施設保護者会連絡会(加治屋勝枝代表)から提出された「障害者福祉の充実を求める請願」が全会一致で採択されたのに、宇治市は来年度の予算にその具体化を盛り込みませんでした。そこで党議員団が、採択に賛成した各会派に、議員提案として実施させようとはたらきかけていたものです。請願の内容は、「現在療育手帳A所持者の医療費は無料になっているが、療育手帳B所持者も医療費を無料に」というもので、宇治市障害者施設保護者会連絡会によると、城陽市、八幡市、木津川市などで実施しているものです。提案した条例案では、重度身障者にくわえて一人親家庭の児童も対象とするものです。

 条例提案委にあたって、社会議員団が共同提案になり、請願に賛成した自民、公明、民主などがそれぞれ賛否をふくめた態度を協議しています。

 

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