2013.04.01 お知らせ
3月31日(日)午後2時から、宇治市生涯学習センターにおいて、「第2回市民と議会のつどい」が開催されました。つどいは、議会基本条例にもとづいて開催されるもので、市議会議員がそろって、議会での審議内容や各会派の意見などを市民に直接説明し、意見交換を行うものです。近年、議会報告会を行う地方議会が増えていますが、宇治市議会では、「決まったこと」を伝えるだけでなく、議会審議の内容、各会派の意見・見解など踏み込んだ報告を行って、市民との意見交換を行うところが特徴的です。
共産党の水谷議員は、―市民の多くの反対があったのに強行しようとした公立集会所の廃止が延期になったこと。市が約束していた民間集会所への助成拡充を実施するための条例が、共産・社会の共同で提案され可決されたこと。他の自治体とくらべて遅れていた、子どもの医療費助成制度が小学校3年生までに拡充されたこと。昨年の豪雨災害に際して市民から寄せられた寄付金の使いみちを」めぐって市の方針が揺れていたが、議会の付帯決議可決により被災者への見舞金として使うことになったこと。―などを紹介し、市民の声と議会での論議が市政を動かしていることを報告しました。
参加した市民からは、「子どもの医療費助成の前進を喜んでいるが、今後どのようにすべきだと考えているか」「国民健康保険料が高くて困っているが、どのようにすべきだと思うか」などの質問が、各会派・議員に対して行われ、それぞれの見解が説明されました。