願いをとどける党議員  熱気あふれる宇治演説会

 2月16日(土)、宇治市文化センターで市田忠義副委員長をむかえて党大演説会を開催しました。

演説会の司会は、今期で引退を表明している前窪義由紀府会議員。夏の参議院選挙で再選をめざす倉林明子参議院議員は「偽造・ねつ造・安倍晋三。毎月勤労統計が偽装されていて、アベノミクスの下で実際の賃金は下がっていた。こんな時に消費税増税などはもってのほか。選挙で共産党を伸ばして、増税をやめさせ、高すぎる国保料を引き下げよう」と力説。

前窪府議から引き継ぎついで府会をめざす水谷修現市議、宇治市議選の現職宮本繁夫、山崎恭一、坂本優子、渡辺俊三、山崎たすく、大河直幸と新人の徳永未来の7名がそろって決意を表明しました。宮本市議は「28の議席を32名で争う大激戦。国の悪政を宇治に持ち込む自民・公明・国民民主か、市民のくらしの防波堤となる共産党かを選ぶ選挙。引き続き7名全員の当選で、みなさんおくらしを守る先頭に立たせてください」と訴えました。

市田副委員長は、「京都府は、中学校給食や河川の整備が全国でも最も遅れている。それなのに府民の税金を北陸新幹線の南部延伸などに大量に使おうとしている。こういう府政を自民・公明が中心になって支えている。党府会議員団は、府民の切実な声をとどける架け橋の役割を果たしている」、「宇治市は財政難だといいながら、88億円かけて太閤堤跡に歴史公園をつくるなど論外。党市議団は7名の力を活かして、市長が拒否し続けていた中学校給食を実施の方向に転換させた。」と党議員団の働きを紹介しました。

会場には410名が参加し、統一地方選挙、参議院選挙勝利の熱気であふれました。

 

中学校給食の早期実施を 7279筆の署名提出

2月15日、宇治市の中学校給食の実現をめざす会は、7279筆の署名を添えて中学校給食実施の要望書を山本市長と岸本教育長に提出しました。要望書の項目は、「中学校給食を早急に実施すること」と「中学校給食においては、宇治市の小学校給食の水準を維持して、安全で、温かく、美味しい給食を実施すること」の2点です。

中学校給食の実施を求める署名は3度目。2014年に9783筆、2016年には8045筆と重ねて、2017年に教育委員会が中学校給食実施の方針決定させる力となりました。しかし、その後2年が経っても、具体的な中学校給食実施に向けての見通しが見えてこないため、3度目の署名運動が提起されました。2018年9月から始めた署名運動は、この日までに7279筆となりました。

署名提出時の懇談では、保護者達から「『一日も早くして』という多くの方の声を実感した署名活動だった」「子どもの貧困が問題となっているが、給食があればどんな家庭環境の子どもも学校に行けば昼食が保障される。早急な実現を」と語りました。応対した伊賀教育部長は、「検討委員会は今秋をめどに整理される。それを受けて教育委員会の方針を決めたい」と説明しました。「会」と同行した大河直幸市議が「2019年度の予算案には具体化の予算がないが、2020年度の予算には何か具体的なものがつくのか」と質問。伊賀部長は「2020年度の予算に反映できるようすすめたい」と答えました。

要望書の全文は下線部をクリックしてください。 中学校給食の早急な実施を求めます

清掃工場で死亡事故  共産党が現地調査

 1月27日、城南衛生管理組合の清掃工場・クリーンパーク折居で死亡事故が発生しました。

第1報では、午前1時過頃に灰押出装置が異常警報を発報し、作業員が対応に向かったたが、戻ってこず、倒れているのが発見された。緊急搬送されたが、心肺停止状況で病院で死亡が確認されたというものでした。

城南衛生管理組合議会の共産党議員の山崎恭一(宇治)や亀田優子(八幡)は、直ちに議会を開催して詳細な報告をするよう求めましたが、議長は「詳細は調査中」などとして議会開催の予定はまだ決まっていません。

党議員団は、クリーンパーク折居の事故現場の現地調査を組合に申入れ、2月1日に実施しました。参加議員は、衛管組合議会から、渡辺修三・山崎恭一(宇治)、西良倫(城陽)、亀田優子(八幡)、宇治市議会から水谷修、山崎たすく、大河直幸の7名。組合側は、福西博施設部次長、杉崎雅俊事業部理事、木下敦議会事務局長などが応対しました。

。しかし、昨年4月に完成して操業を始めたばかりの施設で、装置の異常警報が、日に2、3回から、多い日には7、8回も鳴ること、そのたびに踏み台に上って手作業で灰を掻き出す作業をしていたこと。それは通常業務のようなものと言いながら、業務マニュアルには記載のない作業だったこと、ヘルメットや防塵マスクの装着が義務つけられている場所なのに、当該の作業員はヘルメットを着けていなかったことなどが明らかになりました。

、灰押出装置関係で、そうした作業を必要としたのは複数個所あった。一部は労働安全委員会で指摘があり、改善したが同様の作業を必要とする箇所は残っていたこと。作業時間は、1回あたり5分から15分程度だったことなどが、現場での質疑を通して明らかとなりました。

共産党議員団は、原因究明と再発防止を求めています。

「2018年12月定例会について」を発表

宇治市議会12月定例会について、議員団のコメントを発表しました。

12月議会では、なし崩し式の宇治公民館の解体費用9千万円、歴史公園整備事業追加4億円などを含む補正予算が提案されました。また、ゴミ袋有料化反対の請願、広報の音訳事業支援の請願、保育の充実を求める請願、炭山地域の交通手段整備を求める請願など市民要求がいくつも出された議会でした。

党議員団は、7人の議員全員が一般質問委たち、議員報酬引き上げ条例やマイナンバーの利用拡大に反対し、消費税10%増税の中止を求める意見書を提案しました。

コメントの全文は下線部をクリックしてください。 2019年12月定例会について

市会議員と徳永未来さんが懇談

 共産党の現職議員と徳永未来さん(市会議員予定候補者)が懇談。宇治市政の現状と課題を確認し、共産党市会議員団の活動経験などを交流しました。

値上・有料化の市民負担ストップ。88億円歴史公園より、くらし、子育て、防災などに重点を置く宇治市政をつくろうと決意を固めあいました。

府会議員・市会議員の候補者を発表

日本共産党洛南地区委員会は、4月の統一地方選挙での府会議員選挙(宇治久御山選挙区)と宇治市会議員選挙の候補者を発表しました。

府会議員選挙には、水谷修(61歳・新・党宇治市会議員団長)を擁立すると発表しました。水谷修は、京都府職員を経て、1983年から9期36年にわたって宇治市議をつとめています。水谷さんは発表にあって、京都府職員、宇治市議の経験を生かし、医療・福祉、災害対策に力を尽くしたいと述べ、保守を含めた幅広い市民との共同を広げる決意を語りました。

宇治市会議員選挙(定数28)には、新人1人を擁立し、現職6人とあわせて7人の候補者を発表しました。7人の氏名は、宮本繁夫(現・6期)、山崎恭一(現・5期)、坂本優子(現・4期)、渡辺俊三(現・2期)、山崎たすく(現・Ⅰ期)、大河直幸(現・Ⅰ期)、徳永未来(新)。

あけましておめでとうございます 宇治駅前で新年の街頭演説

1月4日、共産党議員団はそろってJR宇治駅前で新年宣伝を行いました。

写真は右から、大河直幸市議、山崎たすく市議、渡辺俊三市議、宮本繁夫市議、前窪義由紀府会議員、倉林明子参議院議員、坂本優子市議、水谷修市議、上條亮一6区国政委員長、山崎恭一市議。

水谷修市議団長は、「自民党(現在6議席)は『第1党をめざす』と言っています。現在第1党の共産党は7人全員の当選で第1党を守り抜いて、市民のくらしを守り、安倍政権打倒へと進めようと決意しています。自供対決の選挙となっています。」とあいさつ。前窪義由紀府議は、「自公政権直結の西脇府政としっかり対峙できるよう、府議会で共産党15議席以上を実現させてください」

倉林明子参議院議員は、「安倍政権の消費税増税は、混乱の極みです。軽減税率などといいますが、食料品と非食料品か、現金かカードか、スーパーかコンビニか中小小売店か、テイクアウトか外食かの区別、税率は3%、5%、6%、8%、10%の5種類。お店の人も消費者もとても対応できません。そんなに景気が心配なら、消費税増税をやめるのが一番の景気対策です。統一地方選挙、参議院選挙で共産党を伸ばしていただいて、消費税増税中止を実現しましょう。安倍政権を倒すには、市民と野党の共闘の前進抜きにはあり得ません。市民と野党の共闘に誠実にがんばる共産党の前進が一番効果的です。宇治市議会で7人、府会もまもなく候補者を発表します。大きなお力添えをどうかよろしくお願いします。」と訴えました。

市政要求懇談会を開きました

 1月25日に定例会ごとに開いている市政要求懇談会を開催しました。今回は、3月定例会の予算審議を前に、議員団の「2019年ど予算要望書」をお示しして、市政への要望を出し合うことを主眼に開催しました。

報告。北陸新幹線の府南部への延伸や効果が疑問だとして凍結されていた大戸川ダム建設など、不要・不急の大型公共事業が目立つなどの特徴について語られました。

宮本繁夫議員から、4月の統一地方選挙について、安倍・自公政権の悪政押し付けで全国で深刻な矛盾が噴出していること。宇治でも山本市長は安倍・自公政権の悪政を持ち込むことで、太閤堤跡の歴史公園をPFI事業として過大税金を投入しようとしていること、清掃事業の民間委託や市職員の削減などの「行政改革」で市民サービス削減や内容の低下を招こうとしている。こうした市長の施策に、自民・公明などの議員は賛成し、推進してきた。こうした中で、議員や議会の役割が問われている。党議員団は、「市民の声を市政にとどける」と「市民の目線で市政をチェックし、税金の無駄使いを許さず市民のくらしを守る」ために活動してきたことを述べました。

 

集会所を2割削減めざす「地域コミュニティ再編計画」(素案)

 宇治市は、「宇治市地域コミュニティ再編計画」(初案)を発表しました。この「計画」(初案)は、集会所の地域団体への無償譲渡と20%削減をめざす市の方針案を示したものです。

 主な内容を抜粋すると、「すべての集会所を対象とし、廃止や複合化、地域団体への無償譲渡などにより集会所の総延床面積の20%削減します。」(「計画」17㌻)、「すべての集会所を対象とし、協議が整った集会所から譲渡の手続きを進めます。中でも、集会所の稼働率が低い地域については(中略)地域団体への無償譲渡に至らない場合には、(中略)廃止等を視野に検討し再編による適正配置を図ります。」(18㌻)、【集会所稼働率等一覧】(19㌻)などです。

 無償譲渡を受けると、日常管理から修繕や将来の建て替えもすべて地域団体が担わなければならなくなります。また、現在の集会所は市民ならだれでも使えますが、特定の町内会等の所有となり、その費用負担で修繕や建て替えが行われると、隣の町内の方などの利用が制限される可能性もあります。また譲渡の希望がなく、使用頻度の少ない集会所は廃止になる可能性があるとしています。

 「計画」(初案)は、集会所の性格や役割を大きく変えようというものですが、現状では自治会・町内会など市民に充分にその内容が伝わっていません。市民意見の募集も12月20日から1月18日までという正月を挟む変則的な期間設定です。「計画」(素案)の冊子は、市役所、公民館、コミセンなどに置いてあります。市役所のホームページで見ることもダウンロードすることもできます。意見募集の用紙も同様です。「計画」(初案)をご覧いただいて、ご意見があれば1月18日までに市役所に出してください。また議員団にもお聞かせください。

共産党、議員報酬の引き上げに反対

27日の本会議、共産党は、市長提案の「宇治市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正案」(議員報酬の引き上げをする内容)に反対しました。坂本優子議員は、討論で「本条例は、議員の期末手当を0.2か月増やして年間13万9100円増額するものです。国民の所得が伸び悩み、将棋税や社会保険料などの負担増が続いています。さらに宇治市においては、「財政健全化プラン」に基づく市民サービスの削減、市民負担の増が続いており、議員の期末手当を引きあげる環境はありません。」とのべて反対しました。他の会派は、質疑や討論はせずに賛成しました。