2015.08.28 お知らせ
憲法九条宇治連絡会は、8月29日午前10時から黄檗山万福寺の黄龍閣で、「戦後70年 戦争と平和を考える」つどいを開催しました。つどいには約100人の市民が参加。開会あいさつに立った、池内光弘さんは「平和憲法の根幹をなす九条や基本的人権を守ろう」と呼びかけました。
基調講演では、澤野義一さん(大阪経済大学教授)が、安倍首相の「談話」では「日清戦争以後の朝鮮半島などに対する植民地支配への反省がみられない」と指摘、戦争へとすすんだ日本を「チャレンジャー」と表現し、「侵略を否定し、現在に至る平和運動を無視している」と批判しました。
芸術高校で、美術を教えていた松田高治さんは、中国東北部で10代を過ごし、敗戦で必死の思い出朝鮮半島を横断して日本に帰ってきた体験を語り、植民地での朝鮮人の境遇、逃避行で受けた朝鮮人からの食料の提供などを語り、中国や朝鮮への敵意をあおる政治姿勢を批判しました。