2016年度宇治市予算について報告・懇談

 議員団の市政報告懇談会が、2月18日宇治市生涯学習センターで開催され、約30人が出席。2016年度宇治市の予算案の概要と議員団の見解が報告されました。

 水谷修団長のあいさつ、前窪府議会議員から府の新年度予算案についての説明の後、山崎恭一議員から2016年度の宇治市予算案について、また、渡辺俊三議員から太閤堤歴史公園事業の概要と議員団としての態度などを説明しました。

 その後、参加された方との懇談をおこないました。

「市民の要求に係わる予算は減額ばかり。一方で太閤堤跡歴史公園など、市民が頼んでいない事業に予算をつけている」「これは毎年赤字になる施設ではないか。どれだけの観光客がくるのか。市民もつくるのはおかしいと声をあげないといけない」と太閤堤歴史公園事業について批判の声が多くあがり、議員団から「80億円もお金をかけて整備して、はたして市民の暮らしはよくなるのか。」と発言。

 また、宇治公民館の廃止にともなって、「太閤堤跡歴史公園に貸し会議室をつくると言うが、たったこれだけの施設で今のサークル活動などを保障できるのか」との声に対して、「公民館は学習教育施設であり、耐震の問題があるなら公民館は公民館として建てかえるべきだ」と答えました。

 そのほかにも「買い物にしても病院にしても高齢者が出掛けにくくなっている。高齢者施策として交通の問題を考えてほしい」、「大久保イオン閉店で買い物ができないとの声が出てきている。地域での影響は大きい」、「JRの複線化にともなって生活踏切が廃止される。不便を感じており対策をしてほしい」、「菟道ふれあいセンターは災害時の避難場所となっているが、耐震化ができていない。それどころかコンクリート落下がおきた。何とか対応をしてほしい」、「学校のトイレ改修は何年も前からの要望。早期に改修の実現を」、「茶業が衰退している。茶畑がなくなってきている」などの意見・要求が出され、議員団から3月議会の代表質問、一般質問や予算委員会などで取り上げていくと答えました。

 

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