金ケ崎市議、既婚なのに婚活サイトに登録し、交際

 地元紙に、「妻子ある身で再婚サイトに登録 宇治市議」と報道された問題は、「妻子、家族のある立場でありながら再婚を考えている人たちの婚活サイトに登録し」「30代の女性に『自分はバツイチ』などと話して交際」。市議には妻も子どももいることが判明、別れ話がもつれて発覚したものです。「前代未聞の事態」に、各派幹事会で対応が協議されてきました。

 当事者である金ケ崎秀明議員(自民党)は、議長に「ご心配をおかけした」「議員の前で説明したい」と申入れ、6月7日の全員協議会で本人からの説明が行われました。

 全協の席上、金ケ崎議員は、「(離婚者むけの)サイトの趣旨を理解せず」、「手順を誤った」、「反省すべきはサイトの契約約款の見落し」と主張。党議員が、「市や市民の名誉、議会の信用失墜について」の考えをどうかと質問したのに対しても「手順の誤り」を繰り返すだけでした。

 2011年に宇治市議会が制定した「議会基本条例」には、市民に選ばれた議員としての倫理観が厳しく掲げられています。金ケ崎議員の行為は、「手順の誤り」で済まされるものではありません。

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