清掃工場で死亡事故  共産党が現地調査

 1月27日、城南衛生管理組合の清掃工場・クリーンパーク折居で死亡事故が発生しました。

第1報では、午前1時過頃に灰押出装置が異常警報を発報し、作業員が対応に向かったたが、戻ってこず、倒れているのが発見された。緊急搬送されたが、心肺停止状況で病院で死亡が確認されたというものでした。

城南衛生管理組合議会の共産党議員の山崎恭一(宇治)や亀田優子(八幡)は、直ちに議会を開催して詳細な報告をするよう求めましたが、議長は「詳細は調査中」などとして議会開催の予定はまだ決まっていません。

党議員団は、クリーンパーク折居の事故現場の現地調査を組合に申入れ、2月1日に実施しました。参加議員は、衛管組合議会から、渡辺修三・山崎恭一(宇治)、西良倫(城陽)、亀田優子(八幡)、宇治市議会から水谷修、山崎たすく、大河直幸の7名。組合側は、福西博施設部次長、杉崎雅俊事業部理事、木下敦議会事務局長などが応対しました。

。しかし、昨年4月に完成して操業を始めたばかりの施設で、装置の異常警報が、日に2、3回から、多い日には7、8回も鳴ること、そのたびに踏み台に上って手作業で灰を掻き出す作業をしていたこと。それは通常業務のようなものと言いながら、業務マニュアルには記載のない作業だったこと、ヘルメットや防塵マスクの装着が義務つけられている場所なのに、当該の作業員はヘルメットを着けていなかったことなどが明らかになりました。

、灰押出装置関係で、そうした作業を必要としたのは複数個所あった。一部は労働安全委員会で指摘があり、改善したが同様の作業を必要とする箇所は残っていたこと。作業時間は、1回あたり5分から15分程度だったことなどが、現場での質疑を通して明らかとなりました。

共産党議員団は、原因究明と再発防止を求めています。

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