次々と市政への要望が‥市政要求懇談会を開催

 市会議員団は、6月3日夜7時から、宇治市生涯学習センターにおいて、市政要求懇談会を開催しました。

 懇談会には、市民団体、町内会・自治会、労働組合、女性団体、地域の方々など30人以上が出席し、活発に市政への要望や意見、質問などがだされました。

 懇談会は、宮本繁夫市会議員の司会ではじまり、前窪義由紀府会議員があいさつで、「宇治川堤防の詳細調査と恒久的な強化、雨期ををまえに応急的な遮水対策の実施を求めている」などを報告しました。

 続いて水谷修市会議員が、子どもの医療費無料化が小学校卒業までに拡充すること、市営集会所の廃止条例の実施見通しがたたなくなっていることなどが、市民のねばり強い運動が広がったことと議会での論争が結んで前進している。議会改革では、すべての会議の公開されていること、市民が請願に際して議会で直接意見がいえること、政務活動費の使途について1円でも領収書をつけて公開していることなど実現している。党議員の議席が7議席・6議席と多いこと、市民の願いをうけて提案型の論争を展開してきたこと、他会派とも柔軟に一致点で共闘を追及してきたことなどが実現の力となってきた。今議会へは、「子どもの権利条例」を議員提案していることなどを報告しました。

 坂本優子議員が、3月議会での論戦と提案を紹介。6月議会に市長が提案を予定している施策の紹介を行いました。

 山崎恭一議員は、この3年あまりの市会議員団の活動のまとめを報告、市民要求が実現したり前進したことがらを紹介、多数の議席の力、市民の要望と運動の広がりや世論の力、豊富な提案力が市政を動かしていると発言しました。

 参加者からは、「桜の伐採などで市民から批判をあびた塔の島改修工事は、目的があいまいで、危険性が増すと指摘があるのに市民への説明会を拒否している。」、「自転車条例にはヘルメット着用義務はあるのか」、「徳洲会新築で、バス路線はどうなるのか、ドクターヘリの騒音対策は、現在地の跡地利用は」、「新宇治淀線の完成時期は」、「一昨年の弥陀次郎川の決壊は人災ではないか。専門家による検討会議はどういう報告を出したのか。京都府はうやむやにするつもりではないか。」、「仁良川・木幡池の水害対策で、請願を出した。協力を。」、「パトリオットミサイルが黄檗基地に配備されたときいたが本当か」、「近鉄大久保駅に接する市道に屋根を取り付けようとしているが、市の工事か、いくらかかるのか」、「JRの生活踏切廃止する前に府道に歩道を整備すべき」、西川原地域などの避難場所として自衛隊は使えないのか」などたくさんの発言がありました。

 議員団からは、判明していることはご説明し、いくつかは調べてのちほどお知らせする、ご要望は実現をめざして頑張るなどと答えました。

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