橋下発言に抗議する決議案 自民・民主・公明が反対

 宇治市議会5月臨時会で、党議員団は、「橋本徹大阪市長の『旧日本軍『慰安婦』は必要だった』発言に抗議する決議」案を、社会議員団と共同で提案しました。同決議案には、提案会派と宇治維新の会が賛成しましたが、自民・民主・公明・無会派議員が反対し否決されました。京都市議会では、5月28日に、ほぼ同趣旨の決議「橋本徹大阪市長の『慰安婦に関する発言』等に対する決議」が、維新系とみられる無所属議員1名を除く全会派の賛成で可決されています。提案した決議文は以下の通りです。

橋下徹大阪市長の「旧日本軍『慰安婦』は必要だった」発言に抗議する決議(案)

 橋下徹大阪市長は、「旧日本軍による『従軍慰安婦』は必要だった」、沖縄海兵隊司令官に海兵隊員のエネルギーを発散させるために「風俗業の活用」を提案したなどと発言している。

 女性を性の道具として見る今回の一連の発言は、女性だけでなく、すべての国民の人格や人権、そして尊厳を深く傷つけるものである。また、これらの発言が、市民の人権を守り抜くべき公人によるものであるということに、私たちは大きな衝撃を受けている。

 私たちは、すべての市民の人権を擁護する立場の宇治市会議員として、ここに橋下徹大阪市長に対し強く抗議する。

以上決議する。                                                   宇治市議会

 

 また、議会人事の改選が行われました。党議員では、山崎恭一議員が副議長に、宮本繁夫議員が議会運営委員長に、渡辺俊三議員が文教福祉常任委員会副委員長に選ばれました。宇治市議会では、5代連続で、共産党議員が副議長をつとめてることになりました。

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