市民サービス切り捨て・公共料金一斉値上げに反対討論

3月26日予算特別委員会において、水谷修議員が一般会計予算案に対する反対討論を行いました。

水谷議員は討論で次のように述べました。

「市長は、収支不足について、それまではまったく触れなかったのに、昨年秋になって急に『これからの4年間で85億円の収支不足』と言い出しました。そして、関係者との協議もなく、市民サービスをバサバサと切り捨て、公共料金を軒並み値上げする予算案を提案しました。関係者・市民から猛批判が上がり、議会でも『予告編もなく、急ブレーキだ』『山本市長の節制の結果だ』『拙速すぎるやり方』など厳しい声が上がっています。

これらの施策の理由とされた『財政健全化推進プラン』ですが、そのネーミングでは、あたかも今の宇治市財政が不健全だということを前提としているようですが、宇治市財政が健全であることは市長も認めています。市長は、『経常収支比率』を持ち出して、あたかも経常収支が悪いかのようにいいますが、宇治市の経常収支はキャッシュフロー計算書を見れば良好な経営状況です。今後4年間の財政見通しは、税収や事業費などですでに大きな見通しの狂いが生じており、85億円もの収支不足があるという根拠はなくなっています。このうえは、予算組み替え動議の提案説明でも述べましたが、市民サービス切り捨て、公共料金一斉値上げをやめるべきです。」

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