市政要求懇談会を開催しました

 1月17日(水)、生涯学習センターにおいて市政要求懇談会を開催しました。

水谷修議員団長は、「市長と民進・自民・公明が、『金がない』『行革進めよ』と大合唱するなか、公共施設を次々廃止し、行政サービスを切り捨てようとしています。宇治市の財政力指数は府内3位であり、市長自身が『今は健全財政』と認めているように、財政力は府内でトップクラスです。この財政力を活かして、公共施設充実、住民サービス向上を」とあいさつしました。

続いてあいさつに立った前窪義由紀府会議員は、「山田知事の16年間は、安倍政権の会見を後押し、近畿で初めての米軍基地設置、原発再稼働容認の16年だった。こういう府政の『継承』ではなく、府民の願いに本気の府政へ『転換』を」と述べました。

12月定例会について、山崎恭一議員が報告。大久保幼稚園廃園条例の強行、宇治公民館の「閉館」など市民の声を聴かない市政。花火大会の中止・過去最多の保育所待機児数・見通しを示さない中学校給食など市長公約が次々と反故になっている。来年度の国保料について、十分に引き下げの可能な財政事情、保育の充実を求める請願の採決結果などについて話しました。

出席者との懇談では、宇治公民館・市民会館の「閉館」に発言が集まり、「議会の議決もせずに実質的に廃館なんて許せない」「説明会では、もう決まったことだとにべもない態度。誠意がみられない。」「5館体制は維持するといってたのはどうなったのか」「7万人近い利用者を他の施設に振り替えるなんてできるはずがないことをいう」「耐震性の不足を17年もほっておいて、急に3月末で閉館とは、利用者を無視している」と怒りの声が尽きませんでした。

また、生活保護基準の引き下げ問題、高すぎる国保料と大幅黒字の国保会計、北陸新幹線延伸問題や地域の課題など、たくさんの要望・意見が交換されました。

 

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