市政要求懇談会を開催しました(19年11月1日)

日本共産党宇治市会議員団は、11月1日(金)午後7時から、宇治市産業会館3階第1研修室にて、市政要求懇談会を開催しました.

開会にあたり、宮本繁夫団長が、挨拶とともに9月定例会の総括報告を行ったのち、各常任委員会担当議員から報告を行いました。
総務常任委員会について、渡辺議員が、「核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願」について、核兵器禁止条約の状況等も交え報告。
文教福祉常任委員会について、徳永議員が、中学校給食と公民館廃止の問題について報告。
市民環境常任委員会について、大河議員が、ふれあいセンター一部廃止条例の問題と「伊勢田ふれあいセンターの存続を求める請願」について報告。
建設水道常任委員会について、山崎恭一議員が、府営水道事業の広域化・民営化と料金値上げ問題について報告を行いました。
また、水谷修府議会議員が、京都府のすすめる府営住宅管理の民間委託、水道広域化・民営化などの動きについて報告しました。

報告後の懇談・意見交換では、「決算の認定がされなかった場合はどうなるのか」、
「災害、水害が多くなっているが、宇治川は大丈夫なのか」、「中学校給食でセンターに決まったこと、特に費用のことが納得できない」、「炭山などの山間地の倒木や砂防堰堤の整備、管理をしっかりしてほしい」、「地域の公共交通について炭山など山間地からは、病院などの往復に5000円以上かかるの。交通費の問題で、市の行事にも参加したくてもできないので、市がしっかりと対策してほしい」、「公民館の陶芸サークルの方から意見も聞かずに進めた市教委の初案の出し方、周知も出来ていない中での早急なパブリックコメントの取り方、公民館の問題を市民の責任に転化していることなど、自分たちも働いて税金を納めたのに、老後の楽しみや交流、活動を否定されているように感じる」、「今の宇治市は財政健全化が目的化した行政運営、給食センターなど人口が減少するといいながら巨大な施設を作るおかしさに疑問を感じる」、「生活困窮者が増えている、所得の低い人には増税は厳しすぎる」「伊勢田ふれあいセンターの代わりに西小倉地域福祉センターが使用できるのか」など多くの質問、意見が出され意見交換を行いました。

議員団からは、ご意見やご質問についてお答えするとともに、12月定例会へ向けて活かしていくこと、市民のみなさんの要求実現に力を合わせて取り組んでいく決意を述べ、坂本優子副団長が挨拶を行い閉会しました。

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