山本宣治生誕128年記念講演会

「山宣」と親しみをこめて呼ばれている山本宣治(1895年5月28日‐1929年3月5日)をご存知ですか。

山本宣治は、宇治川のほとりにある料理旅館「花やしき浮舟園」の2代目若主人で、京都大学や同志社大学で生物学を教えた学者であり、推されて労農党から衆議院に立候補して当選した政治家でもありました。時代は、張作霖爆殺事件(1928年6月4日)など日本が中国へ侵略戦争をすすめている時代でした。山本宣治は、戦争と治安維持法に真っ向から反対して国会での論戦、全国を駆け回っての遊説など全力でたたかいました。国会では、無産政党系の議員も政府批判をできなくなる中、ただ一人治安維持法の改悪に反対し、本会議での治安維持法改悪反対の演説を行う前日に暗殺されました。山宣暗殺後坂道を転げ落ちるように戦争への道を進み、2年後には柳条湖事件(満州事変、1931年9月18日)を起こし、15年にわたる戦争へと突入してゆきます。

山本宣治生誕128年記念講演会が開催されます

開催日時  6月4日(日)午後2時から

会場    花やしき浮舟園

記念講演  「自由と民主主義、平和に命を懸けた山本宣治 ~昔 治安維持法、今 共謀罪~」

講師    本庄豊さん(立命館宇治中学・高校教師、山宣祭実行委員長)

特別報告  東京での記念プレート設置の取組(東京山宣会)

主催    宇治山宣会

*午後6時から、「山宣を語る懇親会」(会費7000円)も開かれます。

*講演会は参加無料です。直接おいでください。懇親会は、申し込みが必要です。

申し込み・お問い合わせは、宇治山宣会事務局(薮田秀雄 Tel・Fax0774-48-2472)までお願いします。

 

 

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