小池晃書記局長を迎えての演説会 熱気あふれる600人の参加

 7月1日(日)午後、宇治市文化センター小ホールにおいて日本共産党演説会を開催しました。弁士は、倉林明子参議院議員、井上哲士参議院議員と小池晃参議院議員・党書記局長。会場は400席ですが200人以上が会場からあふれる盛況ぶり。会場に入りきれずにロビールで音声だけを聞いていた方、駐車場もいっぱいで入場できずに帰られた方などにはたいへん申し訳ありませんでした。

倉林参議院議員は、「5年間で質問回数は200回を越えました。安倍政権が強行した働き方改革関連法は、過労死をさらに拡大するもので、絶対に許すわけにはいかない。日本共産党の議席は、国民ひとりひとりの命を守る議席。何としても勝ち抜く覚悟です。」と決意表明。

井上参議院議員は、「国対委員長として各党との折衝にあたってきました。共産党の議席が増えて、野党の共闘が進むようになった。共産党の躍進は野党の共闘を前進させる力。私は広島に育った被ばく二世。安倍総理は、国連の核廃併記禁止条約に反対し、トランプ大統領の軍拡政策を評価するといった。核兵器廃絶の思いを込め、憲法九条を守って活かす社会をご一緒につくりたい。」と訴えました。

小池晃書記局長は、冒頭で、大阪北部地震の被災者が一日も早く元の生活を取り戻せるよう、宅地被害に対する支援、ブロック塀の安全対策、被災者生活支援法の適用基準の見直しなど、党国会議員団として政府に申し入れたことを紹介。「『国民の苦難あるところに共産党あり』が立党の原点です。困ったことがあれば何でも相談をしてください。」と呼びかけました。

「改ざん、隠ぺい、ねつ造、さらにはセクハ‥もう安倍さんにはお引き取り願おうではありませんか。参議院選挙では、市民と野党の共闘の勝利、そして共闘の確かな推進力である共産党の躍進で、自民・公明・維新を少数に追い込みましょう」

暮らしと経済のことでは、「トヨタの3月期決算をみたら、子会社を含めた連結内部留保は約20兆円。毎日1,000万円使っても使い切るのに5,480年かかる。縄文時代から使い始めてやっと使い切れる。途方もない金額がため込まれている。」「子会社もあわせて、期間工を含む国内の全従業員に月2万円の賃上げに必要な額は年間720億円。内部留保の280分の1でできます。」「アベノミクスでは、貧困と格差を広げるだけで、景気は絶対によくならない。消費税増税して、さらに年金下げるなんて江戸時代の悪代官でもやらない。アベノミクスの矢は、6本打ったけど、1本もあっていない。」「史上最高の利益を上げている大企業への特別の減税をやめれば、消費税をあげなくてもくらしと福祉の予算に回すことができる。」と政治を変えれば暮らしと経済を変えることができると話しました。

小池書記局長は、国会論戦、野党共闘、市民との共闘などのあらゆる場面で、日本共産党が野党をつなぐ役割を担っていることを紹介し、「この党を大きくすることなしに、本気の共闘の発展はありません。安倍政権を倒せるかどうか、新しい政治をつくれるかどうかがかかっている。ぜひこの党に入ってごいっよに日本を変える大きな事業への参加を」と訴えました。

 

小池書記局長は、演説会の前に水谷修市議団長と薮田秀雄宇治山宣会会長の案内で、山本宣治の墓碑を訪ね、生家の「花やしき」にある「山本宣治記念館」を見学しました。

 

 

 

 

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