共産党、国保料引下げを提案

4人家族で2万5千円の引下げを提案

 高すぎる国民健康保険料が市民の重い負担になっています。「高すぎる国保料をなんとかして」という声が噴出しています。宇治市の国保会計の実施収支は、2009年度5億6千万円、2010年度7億4千万円、2011年度2億8千万円、2012年度5億4千万円(見込み)と、4年連続で巨額の黒字をだしています。国保加入者は、年金生活者、個人事業者、失業や非正規雇用の人などで、収入の少ない人が多くをしめています。黒字なら保険料を引き下げて、市民の負担を軽くするのが行政の責任です。

 また、宇治市の国保料がよその自治体とくらべても高くなっている原因は、一般会計からの繰入金が少ないからです。共産党議員団は、繰入金を他の自治体なみに引き上げることを財源にして、国保料を引き下げる条例案を提案しました。条例提案にあたっては、市議会の全会派に共同提案をと呼びかけています。

                                  25年度宇治市国保料(医療分)     共産党の引下げ案

   所得割 (所得の)                 8.37%              8.37%

   均等割(1世帯あたり)    25,200円                    20,200円

   平等割(1人あたり)      27,400円                   22,400円

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