共産など提案の民間集会所助成条例が可決

 公立集会所の廃止は無期延期に

 公立集会所の管理者制度を廃止し、小修理などを地元負担とする集会所廃止計画は、4月1日の施行直前になっても1ヶ所も賃借契約が成立せず、市長から実施を期限をつけずに延期とする提案が出され、議会で可決されました。市が開催した説明会でも、パブリックコメントでも、市民から多くの反対の声があったのに強行しようとして頓挫したのです。市民の声が悪政をストップさせました。

民間集会所助成条例  委員会では否決、本会議では逆転可決

 宇治市の「集会所再生プラン」では、公立集会所の廃止とともに、民間集会所の修繕や維持費に助成を拡充することが盛り込まれていましたが、公立集会所廃止の延期にともなって、民間集会所への助成拡充も延期するとされていました。民間集会所への助成拡大は、議会では一致して実施を求めてきたもので、地域でも実施を前提に準備をすすめているところもあります。党議員団では、市が約束していた民間集会所への助成拡大を実施するための条例を、社会議員団と共同で議会に提案しました。条例案は、3月25日の予算委員会では1票差で否決されましたが、28日の本会議では、1票差で逆転可決されました。条例には、提案した共産・社会に加えて自民の2人(1人は反対、1人は退場)と宇治維新の会が賛成、民主・公明が反対しました。

可決された、民間集会所環境整備事業費補助金の交付に関する条例

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