保育の充実を求める請願―自民・民進などが反対

12月19日、宇治市保育運動連絡会(上田範子代表)が提出した「誰もが慢心してこどもを産み・育てられるよう宇治市の保育の充実を求める請願」が文教福祉常任委員会で審議されました。

請願は、①公立保育所を廃止しないで、②待機児童解消、③保護者負担の軽減、④障害児保育の充実、⑤民間保育園への補助金増額、⑥保育職員のちんぎん・配置基準の改善の6項目です。

③項目では、福祉こども部長は「市の財政が厳しく、保護者負担の見直しを含めてあらゆる手段を検討する」など保育料引上げも検討する意向を示しました。

討論では、服部委員(民進)が市の取り組みを評価するとして請願に反対、大河委員(共産)が247人もの待機児が発生していることや大久保幼稚園廃止反対の声が広がっていることなどを挙げて請願に賛成する討論をおこないました。採決では、共産が賛成、自民、民進、無所属が反対して不採択すべきものとなりました。

請願の全文は下線部を久利くしてください。 「誰もが安心して子どもを産み・育てられるよう宇治市の保育の充実を求める請願」

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