予算案などに反対-坂本議員が反対討論

3月30日に開催された市議会本会議で、党議員団は宇治市一般予算案、国保特別会計予算案、介護保険特別会計予算案などに反対しました。

坂本優子議員は、反対討論で、「市長は施政方針で『真に必要な事業を見極め、選択と集中により事業を実施していく』と述べたが、その選択と集中の結果、太閤堤跡歴史公園整備事業に80億円もかけ、一方で効果的な経済活性化策がなく、高い公共料金が暮らしを圧迫し、学校施設の改修が遅れることになっている。」と指摘しました。

反対理由として、第1に、落ち込んだ地域経済を再生し暮らしを守る予算委なっていないこと、第2に、福祉を充実する予算委なっていないこと、第3に、教育予算が少なく学校トイレの改修などが遅れ、子育てを応援する予算になっていないこと、第4に、市民の願うまちづくりに背を向ける予算になっていること、の4点をあげました。

採決では、一般会計予算案には共産党が反対、国保特別会計予算案と介護保険特別会計予算案には共産党と社会議員団が反対しましたが、自民、公明、民主などの賛成でいずれも可決されました。

1 / 11