ヒューマンチェーン大久保に1300人

戦争法の強行から6カ月目の3月19日、宇治で自衛隊大久保基地を人間の鎖(ヒューマンチェーン)で包もうという行動が行われました。

近鉄大久保駅前でのリレートーク(写真左)では、平和を求める市民団体、行動する若者や若いママさん、労働組合や政党など広範な方々がそれぞれも思いを語りました。元自衛隊レンジャー部隊員の方は「これまでの自衛隊は防衛のための訓練しかしてこなかった。はるか遠い南スーダンで殺し合いをするのは自衛隊の行動にはないはずのこと」と話しました。

その後パレード(写真右)に移り、1300人が参加。「戦争法は 絶対反対!」「だれの子どもも殺させない!」「みんなの力で政治を変えよう!」「がんばれ野党 野党は共闘!」とコールしながら大久保基地の周りをパレードし、基地を包み込むようにヒューマンチェーンを実施しました。

この日は全国各地で、戦争法廃止めざして、市民と野党で政権を包囲しようとの行動が多数展開されました。東京・日比谷で5600人、山形駅前に650人、新潟市で260人、神奈川県茅ケ崎市で110人、岐阜市金公園では1200人、名古屋市では弁護士会が主催して2800人、長崎市では500人、福岡市では九条の会と弁護士会のそれぞれの集会参加者が合流してパレード700人など、いろんなスタイルの集会やデモ行進・パレードが行われました。

関西では、堺市では28駅での宣伝と署名行動などに421人が参加し1060人の署名が集まり、大阪府高槻市で市民ウウォークと街頭演説に350人が参加、京都市左京区では百万遍交差点に50人が集会とデモ行進、和歌山市では弁護士会の「憲法についてあらためて考えようシンポジウム」に150人、神戸市では元町商店街で60人が参加した署名行動など多彩な行動がありました。

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